さる平成27年3月12日、大阪弁護士会で「国税事件のイロハ」と題する弁護士向けの研修(2時間)の講師を、国税不服審判所で同僚だった弁護士と一緒につとめてきました。ある意味マニアックなテーマなのですが、私の予想よりも多くの方々にご参加頂きました。参加して頂いた先生方、ありがとうございました。
内容は、国税事件についての基本的なこと(不服申立の流れ、審査請求事件の進め方など)をご説明し、次に納税者が勝訴したごく最近のものを中心に裁判例・裁決を3つ(理由付記、寄附金、重加算税)ほどざっくり紹介し、最後は国税通則法の最近の改正についてご紹介するといったものです。
さて、こういった研修は準備が大変なので普段は積極的に行っておりませんが(今回は元同僚からのお声がけということもあってお手伝いさせて頂きました。)、基本的なところの整理になるので、よいものですね(一年に一度くらいが丁度良いかもしれません)。